ほとんどの公開動画では、共有ボタンの隣に「クリップ」が並んでいます。押してハンドルを目的の範囲までドラッグすれば、その区間だけを再生するリンクがもらえます。費用はかからず、ダウンロードも要りません。見ていた動画の30秒を誰かに送りたいだけなら、これが正解です。
自分のチャンネルにある動画なら、YouTube Studioのエディタで冒頭や末尾、途中の一区間を切り落とし、再アップロードせずに元の動画へ上書き保存できます。既存の長尺動画からShortsを作る道もあります。1分までの範囲を選び、縦型の見せ方を決めて、元の動画にひもづくShortsとして公開する流れです。どちらも無料で、処理はYouTube側で走るので、手元のマシンの性能は関係ありません。
YouTubeのクリップメーカーを検索すると、出てくるのはブラウザで動くツールです。YouTubeのリンクを渡すと動画を取り込み、短い縦型クリップに切り分けます。たいていは字幕付きで、場面選びをモデルに任せているものも多くあります。Opus ClipやVizardなど、いくつものツールが同じ仕組みです。すでにYouTubeにある喋り中心の動画なら、本当に便利です。インストールは不要、マシンも選ばず、何時間もではなく数分で終わります。
セッションをアップロードしたあとで切り抜きが欲しくなったなら、投稿済みの動画より良い素材が手元にあります。最初に録画したファイルです。画質はオリジナルのまま、ダウンロードも不要で、YouTubeから何かを取り戻す必要もありません。残る問題はさっきと同じ、3時間の中から20秒を見つけることですが、少なくともファイルは自分のもので、自分のドライブにあります。
それをやるのが CutBench です。録画をまるごと渡せば、ファイルの最初から最後まで通して見て、候補になる場面どうしを比べて順位を付け、字幕を焼き込んだ縦型クリップを数本にまとめ、確認用に返してきます。処理は自分のPCの中で完結し、何もアップロードせず、支払いは一度きりです。録画そのものは行いませんし、仕上げたShortsの予約投稿を自分で選ぶまでYouTubeには触れません。コストも正直に書いておきます。Windows 10または11、サポートされる構成ではVRAM 6 GBのNVIDIA GPU。3時間のセッションはRTX 3060クラスのカードでおおよそ2〜5時間かかるので、昼休みに片付く仕事ではなく、一晩がかりの仕事です。
Steamで入手 できます。価格は$34.99。まだホットキーのバッファで録画していて、先にその設定を整えたいなら、PCのキャプチャツールごとのホットキーと保存先をまとめてあるのがこちらです。 PCでの切り抜き方.
動画の下、共有ボタンの隣にあるYouTube標準の「クリップ」を使います。ハンドルを目的の範囲までドラッグし、出てきたリンクを共有してください。手に入るのはファイルではなく、その区間を再生するリンクです。投稿者がクリップ作成をオフにしている場合や、動画の種類が対応していない場合は、ボタン自体が出てきません。
YouTube Studioで動画を開き、エディタで冒頭・末尾・途中の一区間をトリミングします。編集は元の動画に上書き保存され、URLは変わりません。そこからShortsを作るなら、既存の動画からShortsを作成する機能を使い、1分までの範囲を選んで、縦型の見せ方を決めます。
YouTubeの「クリップ」ボタンが作るのはリンクで、ダウンロードではありません。自分の動画であれば、YouTube Studioの動画メニューからアップロードした元ファイルをダウンロードでき、そのファイルを手元で切れます。自分のものではない動画のダウンロードは、基本的にYouTubeの規約に反しますし、このページの範囲外です。
すでにYouTubeにある喋り中心の動画なら、Opus Clipのようなブラウザツールが便利です。ゲームプレイでは、その場で誰も声に出さなかった静かな場面を、多くのツールが取りこぼします。元の録画がPCにあるなら、CutBenchがゲームを問わずファイル全体をローカルで順位付けし、字幕入りの縦型クリップを返します。
元ファイルです。投稿済みの動画はYouTubeが再エンコードしたもので、画質はいくらか落ちています。録画が残っているならそちらから切り出してください。YouTubeから何かをダウンロードし直す手間もなくなります。
セッションがまだドライブに残っているなら、投稿済みの動画をシークバーで追って一晩使う前に、CutBenchに渡して、どの場面が上位に来るか見てみてください。